マサイ・マラでは飛行約1時間のバルーン・サファリが楽しめる。
朝早く、まだ暗いうちにバスケットに10人前後が乗ると熱気球が舞い上がる。やがて、草原全体が朝焼けでオレンジ色に染まる。草原に黒い塊のようにヌーの大群がやってくる。その列にライオンやチータがハンティングを仕掛ける。そんなシーンの連続にバスケットが大きく揺れる。
ヌーやライオン、シマウマの移動する真ん中にバルーンが降りていく。トラックが追って来て、フェンスが張られ、シャンパンで始まる朝食になる。大草原の中、ヌーの大群やシマウマ、キリン、象たちに囲まれて食べる朝ご飯がやけにおいしい。
保護区内のマラ川にはカバもいる。そんな動物たちの中をサファリをしながら戻ってくる。マサイ・マラはまさに、野生動物との大感動の旅になる。
そのマサイ・マラの、ヌーの大群が見渡せる「オロロロの丘」に素敵なムパタ・サファリ・クラブがある。
日本人建築家の手になるオシャレで開放感にあふれたロッジてある。サバンナを一望してゆったりと過ごすことができる。すごいのは、本格的フランス料理で、ケニア政府が初めて五つ星ホテルの名誉を与えたほどである。贅沢な時を過ごすために、一度は泊まってみたい。
昼は日差しが強いし動物たちも昼寝タイムだから、プールで楽しむ。涼しく、動物も動きだす夜になってナイト・サファリ・ドライブへ。
至れり尽くせりのこのホテルの、なかでも「ウエルカム」の精神に感心する。「団体さんいらっしゃい」の態度ではなく、パーソナルな関係が生まれる。日本語の話せるスタッフもいる。「今度はお土産を持って訪ねようか!」と思ってしまうほどのホスピタリティである。

